性病の中でもエイズが増加しているのはなぜ?

西洋医学が発達した今日においてはさまざまな性病が減少傾向に転じました。
しかしそうした中であっても例外的にエイズは増加傾向を見せています。
ではどうしてこのような形になってしまっているのかというと、まず理由としてあげられるのが性行為の低年齢化です。
現代では携帯電話やインターネットの普及によって出会いの場が大きく広がりました。
これは特にデジタルネイティブ世代と呼ばれる世代に顕著なことですが、出会いの場が広がったことによって若い子でも当然のように性行為をするようになっています。
しかし日本は性教育という分野では先進国の中でも遅れがちな部分がありますから、エイズ予防のために必要な知識がない状態で性行為に及んでしまう子供が増えているのです。
加えて感染予防の知識も少ないうえ早い段階で性行為を行う子はその後別のパートナーと性行為をすることが多いため、結果としてエイズの感染が拡大してしまっているわけです。
また日本国内全体を見てもエイズ検査を受ける人数が減っているということも注目するべきことです。
これによって自分が感染しているにも関わらずそれに気づかず性行為をしてしまう人が増えているのです。
そうなれば当然、エイズの感染拡大ペースはさらに加速していくことでしょう。
しかしこうした状況を放置して良いはずがありません。
エイズはまだ現代医学でも完治させることができない性病です。
そうした恐ろしい性病が今後さらに増えていけば、日本という国そのものを揺るがすことにもなりかねません。
学校の性教育でどこまで教えるのか、教え過ぎればそれは性行為を推奨しているようなものではないかなど様々な議論がなされていますが、日本では既にこの性病の増加に対してどう対処していくかということが極めて大きな課題になっているのです。